特集シェアリング・エコノミーを取り込め

消費者の「生産者化」で統計上なにが問題になるのか

GDPへの影響力増大を見据え、統計制度の整備が急がれる

総務省 統計委員会担当室 室長 /山澤 成康

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消費者が生産者化する「プロシューマー」が、シェアエコの登場によって誕生した。消費するだけだった家計が生産も行うシェアエコは、政府の統計改革における課題の一つであり、GDPの計測にあたっては、シェアサービスにおける個人の生産活動や利用動向を把握する手法を考える必要がある。各省庁の既存の統計調査によってカバーできる部分も多く、今後GDPに対する影響力が強まることも想定し、統計制度の整備が急がれる。

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やまさわ なりやす
87年京都大学経済学部卒。日本経済研究センター短期予測班総括などを経て、09 年跡見学園女子大学マネジメント学部教授。16年から現職。著書に『実戦計量経済学入門』(日本評論社)など。