解説

日本でも本格化し始めた社会的インパクト投資

専門プレーヤーが限られるなか、金融機関による市場構築のリードに期待

社会的投資推進財団 代表理事 /青柳 光昌

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これまでは欧米が先行して活発に取り組んでいた「社会的インパクト投資」において、日本でもようやく投資事例が増えつつあり、注目度も急速に高まってきている。本稿では、社会的インパクト投資の概要を解説し、国内外の動向や実際の投資案件を概観することで、今後の社会的インパクト投資の広がりの可能性と課題を考えたい。また、金融機関の果たしうる役割についても考察する。

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あおやぎ みつあき
91年日本財団入会。役員秘書を経てNPO活動支援に従事。東日本大震災時には同財団の統括責任者として復興支援事業を実施。14年から子どもの貧困対策や社会的インパクト投資の普及に携わり、17年から現職。共著に『復興が日本を変える』(ぎょうせい)、『子供の貧困が日本を滅ぼす』(文春新書)など。