特集収益構造改革の処方箋

自立的なコスト構造改革を実現するための対応策

コストと付加価値を徹底的に追及し、「どんぶり勘定」からの脱却を図れ

金融ジャーナリスト /中井 隆

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マイナス金利政策が続く現在、金融機関経営の基礎体力維持・強化に向けた断固たるコスト構造改革は必須である。しかし、多くの金融機関の経営者の悩みは「笛吹けど踊らず」。思ったほどのコスト削減効果は出ておらず、隔靴掻痒の感がある。日本の金融関係者が互いに知恵を出し合い、共通の課題解決の道を探っていく取組みが重要であるとの強い思いから本稿を寄稿する(筆者は、メガバンクで事務・システムインフラ合理化関連業務に長年従事した経験を有する)。

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