特集第二の本業へ 地銀の有価証券運用

総合損益のバランスを意識したポートフォリオ運営を実践

インタビュー

常陽銀行 市場金融部 部長 /鳥羽 吉嗣

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当行は2014年度から開始した前中計(第12次中計)で、外債・ファンド等への投資割合の引上げを打ち出し、体制整備にも腐心しながらポートフォリオ・リバランスを進めてきた。利息配当や債券売却による当期の利益と評価損益の両方をバランスよく拡大させていく総合損益の考え方を最も重視しており、十分なストレステストも実施して、着実にパフォーマンスを上げている。足利銀行との経営統合によるシナジー効果も活用して、さらなる市場運用力の強化を図っていく。

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