デジタル化や収益環境の悪化によってチャネル戦略の再構築が求められるなか、金融機関ではどのような取組みが進んでいるのだろうか。3メガバンクでは、来店客数が10年で3~4割減少しており、店舗の削減に関する考え方に差があるものの、モバイルチャネルと店舗チャネルの最適化を図る方針は共通だ。地方銀行では、店舗機能の絞り込みやエリア制の導入、店舗統廃合などによるコスト削減の取組みが進んでおり、今後は県外店舗戦略の描き方も焦点になりそうだ。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年7月9日号
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