解説

三井物産が、なぜCLS決済を導入したのか

時差リスク抑制と同時に業務効率化を実現

三井物産 財務部 計数管理室室長 /坪井 充

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本邦事業会社として初めて為替の決済でCLS(ContinuousLinkedSettlement)を導入してから約2カ月が経過したが、本システムの安定性と効率性を日々実感している。従前の為替業務オペレーションでは、当社から20行以上に決済指図を送るなどマニュアル作業が多かった。業務プロセス効率化の要請からCLSを導入した結果、時差リスク抑制と同時に、決済指図を一本化する業務効率化を実現した。今後も取扱い通貨を増やすなど、利用を拡張していきたい。

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つぼい みつる
93年三井物産入社。資金管理部、市場資金部、カナダ三井物産、商品市場部、財務部、香港三井物産等を経て15年12月から現職。