2015年4月に創設されてから丸3年が過ぎた「地銀人材バンク」。結婚や配偶者の転勤などで転居を伴う際に、転居先の地域の地銀で引き続き銀行業務に携わることができるとあって、順調に利用実績が伸びている。今般、初めてシニアの男性が人材バンクを利用した。キャリアの継続形成にあたって、ふるさとにいる親の介護などが大きな課題となる中、地銀職員の多様な働き方を支える選択肢の一つとして地銀人材バンクが一段と機能していくことが期待される。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年5月21日号
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