多摩信用金庫 理事長 /八木 敏郎
地域金融機関が地域とともにあるのはどんな時代でも変わらない。地域のお客さまの課題解決こそが地域金融機関のビジネスモデルであり、その一環として2016年度から「ビジネスモデルの評価指標」を導入した。これは当金庫の各種取組みが地域に貢献できているのかを計る指標であり、自己反省の資料としてその後の業務運営に活用している。多摩地域において高齢化が最大の課題となるなか、事業所数の減少を防止するため、地元の大学や行政、商工団体などと連携を強め、共同して地域の課題解決を図っていく。
掲載号 /週刊金融財政事情 2019年7月1日号