特集実践!SDGs経営

取引先企業のインパクト評価は顧客本位に通じる

事業性評価に加え、インパクト評価も求められる時代に

三井住友信託銀行 フェロー役員 /金井 司

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当社ではSDGsが目指す17の目標実現に向けて、六つのサステナビリティ方針を定めている。意欲的に社会に貢献する精神は当社設立当時から企業風土としてあり、事業や社会貢献活動などで、さまざまな社会課題解決型の取組みを行っている。金融機関がSDGsに取り組む要点のうち、取引先企業に対するインパクト評価は顧客本位に通じる取組みと位置付けており、世界に先駆けて商品開発を行った。また、ポイント制を導入した社会貢献活動「With You」は、業務の観点からも他行と差別化を図る強力な武器となっている。

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かない つかさ
83年住友信託銀行入社。ロンドン支店、年金運用部を経て、05年企画部・社会活動統括室CSR担当部長。12年三井住友信託銀行経営企画部・CSR担当部長。18年4月フェロー役員兼チーフ・サステナビリティ・オフィサー。「持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則」運営委員、同「持続可能な地域支援ワーキンググループ」座長を務める。著書に『CSR経営とSRI』『サステナブル不動産』『自然資本入門』など(いずれも共著)がある。