コミュニティーに根差した会員・組合員の相互扶助を目的とした協同組織金融機関は、地域・業域・職域における最も身近な金融機関だ。その実態は、兆円クラスの預金量を持つ大規模信用金庫から狭域・小規模な信用組合までさまざま。人口減少や高齢化で地域が疲弊するなか、信金・信組はどのように生き残りを図っているのか。それぞれのビジネスモデルを探る。