解説

不祥事防止へ、正しく「3線」防御の態勢を整備せよ

ガバナンス上、独立社外取締役が主体的な役割を果たすべき

日本金融監査協会 リスクガバナンス研究会 /碓井 茂樹

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最近の金融機関の不祥事の多発は、経営環境の変化に伴うビジネスモデルの行き詰まりと無関係ではない。ガバナンス改革は着実に進展し始めたが、日本独自のガバナンス慣行の限界や弱点を理解せず、改革を中途半端に終わらせるのは危険だ。正しく「3線」防御の態勢を整備する必要がある。

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うすい しげき
06年日本銀行金融機構局金融高度化センター企画役(現職)。11年日本金融監査協会を設立。一橋大、埼玉大、大阪経済大学等で客員教授・講師を務める。