デロイト トーマツ グループ ディレクター /白井 真人
デロイト トーマツ グループ ディレクター /白井 真人
投稿日2018.09.24. /週刊金融財政事情 2018年9月24日号
マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策(AML/CFT)のためのシステム対応が喫緊の課題となっている。なかでも、取引モニタリング、フィルタリング、顧客リスク格付システムの導入とその高度化はマネロン対策において非常に重要である。本稿では、取引モニタリングシステムと顧客リスク格付の関係、システム開発で陥りがちな失敗例など、システム対応の重要なポイントについて解説する。
しらい まひと
早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。97年日本興業銀行入行。コンサルティング会社、監査法人を経て18年から現職。主に金融機関のコンプライアンス・規制対応に関するアドバイザリー業務を担当。著書に『マネー・ローンダリング反社会的勢力対策ガイドブック』(第一法規 18年8月共著)など。
掲載号 /週刊金融財政事情 2018年9月24日号