特集変化迫られる企業年金

オルタナ急増で様変わりした企業年金の運用ポートフォリオ

国内債券に代わりオルタナ投資が増えるなか、新たなポートフォリオ管理枠組みも

JPモルガン・アセット・マネジメント グローバル運用商品部 インベストメント・スペシャリスト /國京 彬

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企業年金の運用成績はプラスリターンがおおむね続いており、安定志向が継続している。他方で、先行きの市場警戒感や運用難などから、「脱国内債券」の受け皿としてオルタナティブ投資が如実に増加しており、伝統4資産を中心とするポートフォリオが変化している。オルタナ投資のキーワードとして、「低相関」と「低流動性」が挙げられる。

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くにきょう あきら
早稲田大学政治経済学部卒。日本生命保険で資金証券部、NY運用現地法人、財務企画部にて内外債券の運用や運用収支決算などに携わる。13年にJ Pモルガン・アセット・マネジメント入社。マクロ経済動向や投資家動向の調査に従事した後、現在はマルチアセットの商品担当。