解説

外為法改正案に喝! 「モノ言う権利」抑制は国益を害する

QuestHub(クエストハブ) 社長 /大熊 将八

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今臨時国会で成立する見通しの外国為替及び外国貿易法(外為法)改正案に対して、国内外の投資家から反発や懸念の声が上がっている。外為法改正案は「アクティビスト封じ」としての性格が強いが、同時に、エンゲージメントを意識する海外ファンドの「モノ言う権利」をも奪いかねない。外国資本の対日投資への意欲をそぐことがないよう、投資家のモノ言う権利そのものはしっかりと保護する必要がある。

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おおくま しょうや
東京大学経済学部卒業後、シンガポールの投資ファンドを経て18年QuestHubを創業、代表取締役CEOに就任。著書に『進め!!東大ブラック企業探偵団』(講談社)、『東大式スゴい[決算書の読み方]』(扶桑社)がある。