解説

FSB報告書が取りまとめたプライベートクレジットの脆弱性

銀行との相互連関性や与信先の現状を踏まえ、データ収集を強化

日本銀行 前 金融機構局 金融システム調査課企画役(現 金融機構局 考査企画課 企画役) /海道 裕太郎

日本銀行 前 金融機構局 金融システム調査課企画役補佐(現 企画局 政策企画課 企画役補佐) /清水 諒右

金融庁 国際課 課長補佐 /田代 理

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融安定理事会(FSB)は今年5月、「プライベートクレジットにおける脆弱性に関する報告書」を公表した。FSBは主要作業項目である「脆弱性評価」で、今年の分析テーマの一つとしてプライベートクレジットを掲げている。今般の報告書では、各法域から報告された調査結果や各種関連公表資料をもとに、その構造や金融安定上留意すべき論点、今後の作業の方向性などをまとめた。本稿では、報告書の主なポイントについて解説する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

かいどう ゆうたろう
15年早稲田大学創造理工学研究科修了、日本銀行入行。国際局、金融市場局等を経て25年から金融機構局金融システム調査課。26年6月から現職。

しみず りょうすけ
16年東京大学経済学部卒、日本銀行入行。23年ハーバード大学行政大学院修士課程修了。調査統計局等を経て25年から金融機構局金融システム調査課。26年6月から現職。

たしろ おさむ
EY新日本有限責任監査法人、EYストラテジー・アンド・コンサルティングにて金融機関の会計監査やアドバイザリー業務に関与。25年から金融庁国際室。26年8月から現職。公認会計士。