解説

ディープテック向けベンチャーデットで目指す産業金融の確立

細分化したマイルストーンでリスクを特定し、事業性評価を推進

ファンズスタートアップス 代表 /前川 寛洋

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金融機関による融資は、事業性融資への転換が進んでいる。そうしたなか、次の焦点となるのがディープテックスタートアップ(以下、DTSU)への資金供給である。DTSUは長い研究開発期間や量産化リスクが重荷になるが、それを理由に融資を見送るのではなく、技術の成熟段階と資金使途を分解して捉えることが重要だ。本稿では、金融機関がDTSUに対する持続可能な融資を実現していくために必要な事業性評価における実務上の着眼点を整理したい。

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まえかわ のぶひろ
直接金融プラットフォームを手掛けるフィンテックスタートアップであるファンズのCFO。これまで総額80億円超の資金調達を主導し、M&AやIPO準備などを幅広く管掌。23年に当社を創業。自由民主党スタートアップ推進議員連盟、全国銀行協会、新経済連盟などでスタートアップ政策に関する有識者会議に参画。