金融サービス不正利用排除 ~近時のアップデート~第33回

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FATFが示した不正金融対策に向けた官民情報共有の要諦

最新技術も活用しつつ、持続可能な情報連携モデルの構築に期待

鈴木総合法律事務所 弁護士 /鈴木 仁史

投稿日2026.09.18. /週刊金融財政事情

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FATF(金融活動作業部会)は7月8日、金融犯罪防止に向けた官民での情報共有に関する課題をまとめたリポート「不正金融対策のための情報共有」(以下、報告書)を公表した。国際的に共通の課題となっている官民情報共有に当たっては、法制度との関係が重要だが、わが国では「個人情報の保護に関する法律」(以下、個情法)の改正法が7月10日に国会で可決・成立し、同月17日に公布された。そこで今回は、情報共有に関する国際的動向を踏まえ、わが国の実務に与える示唆について検討したい。

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すずき ひとし
銀行・信用金庫・生損保・証券会社・暗号資産交換業者等の金融法務、反社対応・AML/CFT、コーポレートガバナンスなどを取り扱う。著書に『金融サービス不正利用排除事典』(共著)、『実務必携信用金庫法』、『マネー・ローンダリング規制の新展開』(共著)、『地域金融機関の保険業務』(共著、すべて金融財政事情研究会)ほか。