特集企業価値担保権の第一歩

企業価値担保権が促す金融機関と官民再生ファンドの連携の意義

ハンズオン支援による事業再生を通じた地域へのバトンタッチ

ロングブラックパートナーズ 代表 /牛越 直

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コロナ禍に伴う実質無利子・無担保融資などの資金繰り支援が一巡し、中小企業の倒産件数は高止まりが続くなど、地域経済は厳しい状況に直面している。そうした中で、制度が始まった「企業価値担保権」を再生局面で活用する現実的なアプローチが、官民再生ファンドからのバトンタッチである。伴走型ハンズオン支援を通じて事業価値を磨き上げ、企業価値担保権を活用した地域金融機関のリファイナンスによってエグジットを達成する事例が、すでに複数実現している。

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うしこし ただし
監査法人トーマツ、PwCFAS(現PwCアドバイザリー)を経て、08年ロングブラックパートナーズを設立。サザンカパートナーズ代表取締役。北海道オールスターファンドおよびサザンカ中小企業活性化ファンドは、それぞれロングブラックパートナーズおよびサザンカパートナーズが地域金融機関等と共に運営に携わる官民再生ファンド。