特集検証 銀行持株会社

活発化する銀行持株会社規制の見直しに向けた論点整理

一般持株会社化を通じた金融システム改革への道筋

三菱UFJリサーチ&コンサルティング 調査・開発本部 調査部 主席研究員 /廉 了

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銀行持株会社規制に関する議論が活発化している。今年にかけて、日本経済調査協議会や全国銀行協会、SBI金融経済研究所の3団体から提言がなされた。銀行持株会社制度を見直し、一般持株会社化を通じて金融システムを改革すべきとする方向性は同じである。今般、政府の「成長投資を促進するための金融戦略」に基づき、2026年度中にその研究・検討が開始する。議論が一歩前進したことは間違いなく、このような改革の実現に向けた進展に期待したい。

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かど さとる
89年東京大学経済学部卒、三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。企画部、経済調査室等を経て15年6月から現職。専門は内外金融制度・金融機関経営。金融審議会「決済業務等の高度化に関するWG」委員、日本経済調査協議会「金融委員会」副主査を歴任。