解説

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銀行だからこそ実践できる「エンゲージメント投資」で描く未来

腰を据えた投資で企業に伴走し、中長期的な成長を後押し

あおぞら銀行 エンゲージメント投資部 部長 /岩永 佳和

あおぞら銀行 エンゲージメント投資部 アドバイザー /吉田 憲一郎

あすかコーポレイトアドバイザリー ディレクター /糸川 友信

投稿日2025.07.18. /週刊金融財政事情

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あおぞら銀行は2021年から「エンゲージメント投資」を実践している。これは株式市場の活性化および経済社会への貢献を目的とし、企業価値向上に向けた対話(株主エンゲージメント)を主軸に置いた上場株式投資である。この分野で銀行が果たすべき役割は大きい。本稿では、協働しているあすかコーポレイトアドバイザリー(ACA)と共に、銀行がエンゲージメント投資を実践する意義について、当行の取り組みを紹介しながら論じたい。

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いわなが よしかず
複数の金融機関でマーケット関連業務に従事し、08年あおぞら銀行入社。不動産ファイナンス部、クレジット投資部を経て24年から現職。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了(MBA)。

よしだ けんいちろう
国内外の証券会社でアナリスト、運用会社でエンゲージメント投資に従事(計37年)。IHIとクオリプスの社外取締役を務める。22年から現職。

いとかわ とものぶ
三菱UFJ信託銀行にて受託財産運用や経営企画関連業務に従事。その後、デロイトトーマツコンサルティングで事業構造改革や成長戦略立案等を支援。18年から現職。