特集押し寄せる株式非公開化の波

〈インタビュー〉経営のプロとして企業目線の改革で高成長を目指す

ファンド運用主体の増加と国内資金循環の仕組みづくりが急務

アント・キャピタル・パートナーズ 代表 /飯沼 良介

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企業が中長期的な成長を目指して株式非公開化を実施する際に、資金の有力な出し手となり得るプライベート・エクイティー(PE)ファンド。PEファンドの主な目的は、非上場の企業へ経営アドバイスを行い、企業価値を高めたところで株式を売却して利益を確保する「ウィンウィン」の関係を築くことにある。日本PE協会の会長も務めるアント・キャピタル・パートナーズの飯沼良介代表に、日本市場の株式非公開化ブームの展望やファンドの意義などを聞いた。(編集部)

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いいぬま りょうすけ
94年慶應義塾大学商学部卒、三菱商事入社。技術部、コンピュータ事業部で海外ソフトウェアベンダーの国内市場開拓および国内事業立ち上げを担当。01年アント・キャピタル・パートナーズ入社。12年取締役を経て、13年から代表取締役。23年に日本プライベート・エクイティ協会会長に就任。