特集コロナ禍が変えた経済社会

コロナ禍を経た今だからこそ、向き合うべき金融機関の経営課題

差別化を図りつつ、持続的な金融サービスの提供を期待

日本銀行 金融機構局 地域金融統括 /今久保 圭

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コロナ禍を経て、金融機関経営は大きく変化した。金融機関のバランスシートは拡大し、金利上昇を前に資産デュレーションが長期化したほか、取引先企業の経営改善支援は待ったなしの状況にある。コロナ禍以前から課題とされていた金融機関のビジネスモデルの在り方も再考する時期が来ている。本稿では「コロナ禍」をキーワードに、金融機関が向き合うべき経営課題を整理する。

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いまくぼ けい
97年日本銀行入行。18年名古屋支店営業課長、20年金融機構局金融第2課長、22年金融システム調査担当を経て、24年から現職。

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