解説シリーズ 金融行政のキーパーソンに聞く 第2回

金融機関の付加価値を高め、持続可能なビジネスモデル構築を

金融庁 監督局長 /伊藤 豊

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金融業界では近年、旧ビッグモーターによる保険金の不正請求事案や大手損害保険会社による保険料調整事案、三菱UFJ銀行やみずほ銀行などで発覚した元行員による貸金庫格納物の窃取事案など不祥事が相次いだ。今後は地域金融機関を中心に、人口減少をはじめ中長期的な構造変化への対応も迫られている。果たしてこの難局に金融庁はどうかじ取りをしていくのか。その方針や基本的姿勢について、金融庁の伊藤豊監督局長に聞いた。

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いとう ゆたか
89年東京大学法学部卒、大蔵省入省。91年米国コーネル大学留学。大蔵省銀行局、金融監督庁監督部、産業再生機構、東京証券取引所、財務省主税局税制第二、第三課長などを経て、15年同大臣官房秘書課長、19年金融庁監督局審議官、21年同総合政策局総括審議官、22年から現職。

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