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証券口座の不正取引、被害補償や多要素認証が課題

投稿日2025.04.25. /週刊金融財政事情

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証券会社のオンライン口座で不正取引が多発している。被害顧客は不正取引によって保有株式が売却され、別の株式が購入されていた。不正行為者は事前に同じ銘柄を購入し、株価を釣り上げてから売り抜けていたとみられる。不正取引金額は、判明しているだけで総額950億円超に上る。被害者への金銭的な補償に向け、業界で統一したルールの整備が求められているが、まずは、証券会社各社が不正アクセス防止のため「多要素認証」による本人確認を必須化する。

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