解説

戦略的な「攻め」の姿勢を支えるモデルリスク管理の要諦

モデルの便益・リスクの最適化に向けて求められる正確な理解

金融庁 総合政策局 リスク分析総括課 大手銀行モニタリング室 課長補佐 /須藤 駿介

PwC Japan監査法人 シニアマネージャー(前金融庁総合政策局リスク分析総括課 大手銀行モニタリング室 課長補佐) /延友 雅弘

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現代の金融機関経営において、「モデル」を戦略的に活用することは不可欠だ。その前提として、モデルの中身および限界を十分に理解し、適切なリスク管理を行うことが求められる。本稿では、金融庁が2024年12月に公表したプログレスレポート(注1)をもとに、地域金融機関の目線も意識しつつ、モデルリスク管理の概要を紹介したい。

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すどう しゅんすけ
16年金融庁入庁。監督局保険課、総務企画局総務課国際室、総合政策局総合政策課、内閣官房経済安全保障法制準備室などを経て、23年7月から現職。

のぶとも まさひろ
監査法人勤務を経て、23年金融庁入庁。25年1月から現職。公認会計士。