新聞の盲点

日立の失速で寡占化がいっそう進む地銀の勘定系システム

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地域銀行の勘定系システム市場で有力ベンダーの一角を占めてきた日立製作所が苦境に立たされている。日立は滋賀銀行と伊予銀行でそれぞれ次期勘定系システムの計画を進めていたが、昨年12月から今年2月にかけて相次いで中止となった。地銀の勘定系システムを巡っては共同化の潮流が続いているが、昨年には富士通が採用行の離脱で共同化システム市場から姿を消した。これに続く日立の失速に、業界では市場の寡占化がより意識されている。

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