解説

地域金融機関における「クラウド活用」の促進に向けた処方箋

クラウド基盤は環境変化の中で地域社会に貢献していく大きな力に

アマゾンウェブサービスジャパン 金融事業開発本部 本部長 /飯田 哲夫

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国内でクラウドサービスが本格的に提供され始めてから15年の節目を迎えた。この間、クラウドは金融機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)の基盤として進化を遂げた。特に日本の金融領域では、勘定系システムを含む重要業務への活用が本格化しており、地域金融機関でも活用が進みつつある。本稿では、その現状と課題を分析するとともに、クラウド活用を推進するために必要な取り組みについて解説する。

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いいだ てつお
16年からAWSジャパンにて金融領域の事業開発を担当。前職の電通総研では、勘定系・決済系システムなどを中心に金融機関向けのITソリューションの開発・企画を担当。日本初のフィンテック・ピッチコンテスト「FIBC」を手掛けるなど、日本国内におけるフィンテック領域の拡大にも貢献。