特集資金決済 新時代の足音

〈インタビュー〉認可取得と全銀接続で、日本でも加速するワイズの国際送金業務

資金移動業者の参入促進で、さらなるイノベーションに期待

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン カントリーマネージャー /勢井 美香

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ワイズ・ペイメンツ・ジャパンは、2024年3月に第1種資金移動業の認可を取得したことを皮切りに、10月には全国銀行データ通信システム(全銀システム)への参加が資金移動業者として初めて承認された。世界各国で国際送金ビジネスを手掛けるが、この二つの動きで、さらなるサービスの向上に期待がかかる。加えて、資金移動業者に対しては滞留規制等の緩和に向けた動きもあり、業界全体として追い風が吹いている。今後の国際送金ビジネスの展望や業界全体の動きをどのように捉えているのか、勢井美香カントリーマネージャーに聞いた。(編集部)

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せい みか
05年アメリカン・エクスプレス・オーストラリア、13年スクエアジャパンにおいて、リスク・コンプライアンスオペレーションやビジネス推進業務を経て、20年から現職。銀行パートナー、規制当局、政策立案者と連携し、国際送金・決済に関するライセンスの取得やソリューションの提供を推し進めるなど、日本や東アジア地域におけるワイズの拠点および事業拡大に従事している。