解説

地域の脱炭素に向けた新事業で期待される地銀のリスクテイク

政府・自治体の動向を踏まえて積極的に中堅・中小企業を支援せよ

日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 シニアマネジャー /青山 光彦

日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 シニアコンサルタント /中村 浩俊

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地域の脱炭素に向けた取り組みの中で、地域金融機関は重要な役割を担っている。地元企業とのチャネルを有するだけでなく、地域の課題に精通し、投融資を通じて地域内経済循環を創出するキープレーヤーという位置付けだ。期待される役割の一つが、地域における新事業への出資・融資である。本稿では、地域における脱炭素に向けた政府・自治体の動向を紹介した上で、地域金融機関に求められる取り組みについて具体的な事例を挙げて解説する。

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あおやま みつひこ
02年入社。エネルギー・脱炭素分野を中心に、地域エネルギー・脱炭素戦略、GXに関するコンサルティング業務に従事。博士(地球環境学)。

なかむら ひろとし
営農型太陽光発電に特化したエネルギー事業会社を経て21年入社。自治体の脱炭素関連計画の策定支援、地域エネルギー・再エネ事業の事業化支援に従事。