ホリプロデジタルエンターテインメント 社長 /鈴木 秀
ホリプロデジタルエンターテインメント 社長 /鈴木 秀
投稿日2024.12.13. /週刊金融財政事情 2024年12月17日号
「銀行にバレたら投稿をやめる」──。ティックトックの人気アカウント「とある地方の銀行員」では、お面をかぶった銀行員を名乗る女性が、お金に関する知識や悩み、生活に直結したお金の使い方などについて“銀行あるある”を交えつつ分かりやすく解説している。発信元は山梨中央銀行で、インフルエンサーの目安とされる「フォロワー1万人」を達成した。その後、公開した動画には古屋賀章頭取も出演し、自ら発信元のネタバレまでしている。では、そもそもなぜ、山梨中銀は銀行らしくない取り組みを行ったのか。若者から支持されるポイントは何か。仕掛人であるホリプロデジタルエンターテインメントの鈴木秀社長に話を聞いた。(編集部)
すずき しゅう
山梨大学大学院医学工学総合教育部修了。14歳で起業し、複数社を経営。18年ホリプロデジタルエンターテインメントの創業に参画、20年から現職。ティックトックのフォロワー数1,000万人のタレントなどをマネジメントする。22年からは山梨県顧問として行政のSNS戦略設計にも携る。34歳。