特集若者の心をつかむ「新」イメージ戦略

フォロワーの85%をZ世代やα世代が占める山梨中銀SNS戦略

〈インタビュー〉不必要な情報を1秒で切り捨てる若者世代とうまくつながる方法

ホリプロデジタルエンターテインメント 社長 /鈴木 秀

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「銀行にバレたら投稿をやめる」──。ティックトックの人気アカウント「とある地方の銀行員」では、お面をかぶった銀行員を名乗る女性が、お金に関する知識や悩み、生活に直結したお金の使い方などについて“銀行あるある”を交えつつ分かりやすく解説している。発信元は山梨中央銀行で、インフルエンサーの目安とされる「フォロワー1万人」を達成した。その後、公開した動画には古屋賀章頭取も出演し、自ら発信元のネタバレまでしている。では、そもそもなぜ、山梨中銀は銀行らしくない取り組みを行ったのか。若者から支持されるポイントは何か。仕掛人であるホリプロデジタルエンターテインメントの鈴木秀社長に話を聞いた。(編集部)

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すずき しゅう
山梨大学大学院医学工学総合教育部修了。14歳で起業し、複数社を経営。18年ホリプロデジタルエンターテインメントの創業に参画、20年から現職。ティックトックのフォロワー数1,000万人のタレントなどをマネジメントする。22年からは山梨県顧問として行政のSNS戦略設計にも携る。34歳。