解説

社会的要請が高まる金融ウェルビーイングの実現

金融リテラシーの向上がより良い人生の礎に

三井住友信託銀行 上席理事 (ウェルビーイング学会 ファイナンシャル・ウェルビーイング分科会 座長) /井戸 照喜

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2024年4月に発足した「金融経済教育推進機構」において、ミッションに「ファイナンシャル・ウェルビーイングの実現」がうたわれるなど、金融ウェルビーイングの社会的要請が高まっている。本稿では、政官学民の金融ウェルビーイングの最新動向を三井住友信託銀行の取り組みも交えて論じることで、課題や解決の方向性を検討する。

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いど てるき
89年東京大学大学院工学系研究科修了。同年、三井住友信託銀行入社。企業年金制度の設計・年金ALM、運用商品の開発・選定に従事後、08年からラップ口座、投信・保険の推進担当役員、19年三井住友トラスト・ライフパートナーズ社長、22年職域ビジネスの担当役員を経て、23年から現職。近著に『ファイナンシャル・ライフ・エンジニアリング』(金融財政事情研究会刊)。24年からウェルビーイング学会FWB分科会座長、帝塚山大学講師(非常勤)も務める。年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員。