新聞の盲点

犯罪集団に狙われた法人口座、不正対策は金融機関の悩みの種

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詐欺被害が増え、預貯金口座の不正利用対策が急務となっている。とりわけ悩ましいのが法人口座への対応だ。口座凍結に踏み切りにくい金融機関の足元を見て不正利用が拡大している。SNSで募集された「闇バイト」が売却目的で金融機関に法人口座の開設をもくろむケースも増加。詐欺グループは不正に口座を開設するためのマニュアルも作成して対策の網をかいくぐる。しかもその対策を強化すれば、顧客の利便性を低下させかねず、金融機関の悩みは尽きそうにない。

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