解説

変革の実現へ、SBIグループが示す提携地銀の経営戦略

中長期的にはエクイティーの活用とシステム投資が重要課題に

SBI地方創生バンキングシステム 代表 /森田 俊平

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長きにわたる超低金利時代が終わった。銀行にとって、利ザヤを稼いで収益を回復するチャンスが到来したことは間違いない。しかし、人口減少やネット銀行等との競争の激化など、事業環境が変化している中で地域金融機関に共通の課題は多い。本稿ではSBIグループと提携地銀で議論している経営上のテーマを、地域金融機関が進めるべきパラダイムシフトの方向性に関する選択肢の一つとして提示したい。

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もりた しゅんぺい
98年東京大学経済学部卒、同年ソフトバンク入社。99年SBIグループ発足に伴い転籍、09年SBIホールディングス取締役。11年から19年まで同社CFOを経て、専務取締役(現職)。19年島根銀行取締役、20年SBI地銀ホールディングス代表取締役、22年SBI地方創生バンキングシステム代表取締役。