特集生成AI活用の芽生え

金融ビジネスにおけるAI活用推進の勘所

方向性を定め、部署横断の管理態勢を構築せよ

NTTデータ 金融イノベーション本部/ビジネスデザイン室 統括部長 /山本 英生

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金融機関で生成AIをビジネスに活用しようとする動きが広がりつつある。一方で、生成AIが出す回答にはハルシネーションやプライバシーの侵害などが含まれる可能性もあり、活用に向けて課題も少なくない。本稿では、生成AIの特性や課題、規制動向などを整理した上で、金融機関が活用に向けていかなる方向性を示し、どのような態勢構築を図っていくべきか私見を述べたい。

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やまもと ひでお
96年慶應義塾大学商学部卒、NTTデータ通信(現NTTデータ)入社。現在は金融分野でのITトレンドの情報発信から先進技術領域のコンサルティング、新規ビジネス企画まで幅広く担当。著書に『Web3と自律分散型社会が描く銀行の未来』(共著、金融財政事情研究会)。