金融庁 総合政策局 総合政策課長 (前 国際室 参事官) /池田 賢志
金融庁 総合政策局 総合政策課長 (前 国際室 参事官) /池田 賢志
金融庁 総合政策局 国際室 国際企画調整官 /深見 健太
投稿日2024.07.12. /週刊金融財政事情 2024年7月16日号
今年5月に国際通貨基金(IMF)が金融セクター評価プログラム(FSAP)の最終報告書を公表した。FSAPはIMFが1999年に設立したプログラムで、加盟国の金融セクターについて包括的かつ深度ある評価を実施するものである。システム上重要な金融セクターを有する加盟国については、原則として5年ごとに義務的に実施されるが、日本はコロナ危機の影響で前回(2017年)から約7年ぶりの実施となった。本稿では今回の報告書の概要を説明する(注1)。
いけだ さとし
96年大蔵省入省。08年から金融庁。国際室長、市場業務監理官、保険課長、監督局総務課長、国際担当参事官を経て、24年6月から現職。
ふかみ けんた
09年金融庁入庁。総務企画局(当時)信用制度参事官室、OECDへの出向などを経て22年7月から現職。
掲載号 /週刊金融財政事情 2024年7月16日号