特集キャッシュレス決済 次の一手

多様化するキャッシュレス決済の進展と業界の方向性

時代はアプリ決済へ、事業者の付加価値を巡る争いも佳境に

山本国際コンサルタンツ 代表 /山本 正行

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

全体的には、キャッシュレス決済の普及は好調に見える。だがその中身を見ると、クレジットカード決済に加えてデビットカード決済やQRコード決済、コンビニ後払い決済など、多様化している。その結果、消費者の利用が分散し、キャッシュレス決済そのものはビジネスとして成功していないのではないかといった素朴な疑問も湧いてくる。本稿では、日本のキャッシュレス決済の本質を捉え、多様化するキャッシュレス決済に求められるものは何か、今後、何が選ばれるのかについて考察する。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら

やまもと まさゆき
インテル、マスターカード・インターナショナル、ビザ・インターナショナル・アジアパシフィック・リミテッドなどを経て、09年から現職。明治学院大学法学部講師を兼務。著書に『カード決済業務のすべて』(金融財政事情研究会)など。

アクセスランキング

【きんざいOnlineからのお知らせ】

  • ●10月11日に更新された10月15日号は10月22日号との合併号のため、次回の更新日は10月25日になります。