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「失われた30年」払拭の株式市場、株価4万円台の実力の真相

第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト /熊野 英生

投稿日2024.03.08. /週刊金融財政事情

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株価が上がることは、一般論として歓迎できることだ。しかし、日本経済の実力以上に吊り上げられて、そこから急落するような事態になれば困ったことだ。1989年12月29日の日経平均株価38,915円は、「失われた30年」の起点となった。長らく個人投資家たちはバブル崩壊のダメージから脱却できなかった。現在の株価4万円台のその先に、バブル期の再現がないことを祈りたい。

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くまの ひでお
90年横浜国立大学経済学部卒、日本銀行入行。00年第一生命経済研究所入社。11年から現職。専門は金融政策、財政政策、為替・長短金利、経済統計。

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