解説

海外の即時送金システムとエコシステムデザイン

持続的発展には、FPSの安定性や外部連携の容易さなどが重要

日本銀行 決済機構局 決済システム課 フィンテックグループ /堀元 愛里

日本銀行 決済機構局 決済システム課 デジタル通貨制度グループ /福島 駿介

日本銀行 決済機構局 決済システム課 フィンテックグループ長 /鳩貝 淳一郎

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多くの国で「24時間365日利用可能な即時送金システム」(FPS=Fast Payment System)を導入する動きが広がっている。FPSの送金機能をベースに、民間事業者が追加サービスを提供する事例も多い。FPSのエコシステムの持続的発展には、FPSの安定性や外部連携の容易さ、多様な事業者の参加促進やエンゲージメント向上などが欠かせない。こうしたエコシステムデザインの考え方と取り組みは、決済の将来像を考える上でも示唆に富む。本稿では、海外FPSの概要を整理した上で、エコシステムの持続的発展のための取り組みに注目し、決済のエコシステムデザインの在り方を考察する(注1)。

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ほりもと あいり
14年三井住友銀行入行。22年から日本銀行に出向。

ふくしま しゅんすけ
13年日本銀行入行。22年から現職。

はとがい じゅんいちろう
02年日本銀行入行。20年から現職。東京大学大学院経済学研究科・CARF特任研究員。