あずさ監査法人 金融統轄事業部 金融アドバイザリー事業部 エグゼクティブ・アドバイザー /尾崎 寛
あずさ監査法人 金融統轄事業部 金融アドバイザリー事業部 エグゼクティブ・アドバイザー /尾崎 寛
あずさ監査法人 金融統轄事業部 金融アドバイザリー事業部 シニア・アソシエイト /西谷 美律
あずさ監査法人 金融統轄事業部 金融アドバイザリー事業部 アソシエイト /白田 侑希
投稿日2024.02.16. /週刊金融財政事情 2024年2月20日号
金融活動作業部会(FATF)の第4次対日相互審査の第2回フォローアップ報告書(FUR)が2023年10月に公表され、五つの勧告について評価が引き上げられた。22年に実施された第1回フォローアップと合わせて、六つの勧告の評価引き上げがなされた結果、「一部適合」「不適合」の勧告の数は11から6まで減った。本稿では、今回の評価引き上げのポイントと、次回の第5次相互審査で「通常フォローアップ国」となるために必要な今後の対応について考察する。
おざき ひろし
88年三井銀行(現三井住友銀行)入行。91年大蔵省出向(国際金融局調査課)などを経て17年総務部部付部長兼AML金融犯罪対応室長。18年金融庁マネーローンダリング・テロ資金供与対策企画室長、22年主任統括検査官。23年1月から現職。
にしたに みのり
信託銀行、ネット銀行において銀行実務に従事した後、金融庁総合政策局マネーローンダリング・テロ資金供与対策企画室検査官(大手銀行・地方銀行等金融機関の検査業務やガイドライン企画業務を担当)を経て現職。
しろた ゆうき
SIerにて業務アプリケーション、不正アクセスおよびマネー・ローンダリング検知を行うSaaSサービスの企画に携わり、国内金融機関向けに導入支援の経験を持つ。現在は大手銀行におけるAML/CFT業務高度化支援に従事。
掲載号 /週刊金融財政事情 2024年2月20日号