解説

地銀で広がる同性カップル向け住宅ローンを通じた金融包摂

求められる利用条件の再検討、融資審査を通じた金融排除にも要注意

大和総研 金融調査部 研究員 /中 澪

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同性婚が認められていない日本では、結婚を前提とするペアローンのような住宅ローン商品は性的マイノリティーの金融排除を生み出す。そうしたなか近年、地域銀行の間で同性カップルに対応した住宅ローンの提供が急速に広がっている。その背景には、地方自治体で相次ぐ「パートナーシップ制度」の導入があると考えられる。今後の課題として、金融アクセスの地域格差の是正や利用条件の見直し、融資審査を通じた潜在的な金融排除の防止に取り組む必要がある。

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なか れい
早稲田大学政治経済学部卒業、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で修士(社会調査法)および修士(国際社会公共政策)取得。大和総研入社後、官公庁や政府系金融機関からの受託調査に従事。英国大学院留学を経て現職。専門は、サステナブルファイナンス、ダイバーシティー、ジェンダー。