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2024年には人手不足が深刻化、頭を悩ます企業が続出も

第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト /熊野 英生

投稿日2023.12.08. /週刊金融財政事情

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 いよいよ2024年が近づいてきた。企業にとって24年の経営課題とは何か。
 筆者は、緩やかな景気拡大が継続する前提の下で人手不足が一段と深刻化すると予想する。特に中小企業では、ハローワークに求人を出しても人が集まらないだろう。足元でも、時給を1,200~1,500円につり上げてもアルバイトやパート職に応募してくれない状態が見られるが、この状態がさらに悪化して恒常化するのではないか。

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くまの ひでお
90年横浜国立大学経済学部卒、日本銀行入行。00年第一生命経済研究所入社。11年から現職。専門は金融政策、財政政策、為替・長短金利、経済統計。