銀行にとって「顧客のメイン化」に不可欠な住宅ローンビジネス。近年、金利引き下げの激化や異業種の新規参入の活発化で競争が厳しさを増している。そのため、一部ではビジネスモデルを量から質へ転換する動きも見られる。今年4月には日本銀行総裁が交代し、イールドカーブ・コントロールの撤廃やマイナス金利政策の解除の可能性も意識され始め、金利の“潮目”が変わりつつある。顧客の動向に変化の兆しはあるのか。金融機関が目指すべき戦略とは何か。
掲載号 /週刊金融財政事情 2023年10月3日号
●現在お知らせはありません。