企業会計基準委員会(ASBJ)において、新たな「金融商品に関する会計基準」の開発が進んでいる。国際財務報告基準(IFRS)の考え方を基礎として、信用リスク管理の債務者単位から債権単位への変更や、貸倒引当金の算定方法の変更が議論されている。融資実務や財務管理、システム整備などに大きな影響を与えることから、地域金融機関は、負担の少ない変更となるよう議論の行方を注視している。
企業会計基準委員会(ASBJ)において、新たな「金融商品に関する会計基準」の開発が進んでいる。国際財務報告基準(IFRS)の考え方を基礎として、信用リスク管理の債務者単位から債権単位への変更や、貸倒引当金の算定方法の変更が議論されている。融資実務や財務管理、システム整備などに大きな影響を与えることから、地域金融機関は、負担の少ない変更となるよう議論の行方を注視している。
掲載号 /週刊金融財政事情 2023年9月12日号