解説

地域金融機関の支援と女性活躍が中小企業の人的資本経営のカギ

人的資本の棄損の観点から「人材版伊藤レポート」を読み直す

Office TSY 社長 /佐伯 崇司

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「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書~人材版伊藤レポート~」では、グローバルに展開する大企業が想定されており、人的資本について価値の維持向上のみに議論が集中している。しかし、中小企業にとってこそ人的資本経営は欠かせないし、人的資本は棄損もする。そこで本稿では、人材版伊藤レポートの補完・拡大解釈を試みたい。具体的には、女性人材の活用という切り口から、人的資本の棄損防止および地域金融機関による中小企業の人的資本経営に対する支援の必要性などについて論じる。

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さえき たかし
80年東京大学法学部卒。同年日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行、84年大蔵省(現財務省)出向(理財局国債課)。86年日本債券信用銀行復職、89年従業員組合書記長、94年人事部人事課長。99年アーサーアンダーセン税務事務所(現KPMG税理士法人)入社。05年ロイヤルホールディングス入社、執行役員。06年テンコーポレーション社長。10年元気寿司社長、13年同社会長。22年から現職。