特集国際金融都市への布石

「国際金融センター」の実現を目指す総合的な政策パッケージ

インベストメントチェーン全体を改革し日本の金融市場の魅力向上へ

金融庁 総合政策局 総合政策課長 /高田 英樹

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日本を国際金融センターとして発展させるため、政府一体となった取り組みが近年進められている。海外の資産運用業者等の誘致のため、金融規制、税制、入国管理などにわたる省庁横断的な施策を展開し、その成果も出てきた。さらに、国際金融センター構想は、日本の最大の強みである2,000兆円を超える家計金融資産を動かし、市場自体の魅力を高めるための総合的な政策パッケージへと進化している。

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たかだ ひでき
95年大蔵省(現財務省)入省。主計局、主税局、大臣官房等を歴任。03~06年英国財務省出向。15~18年パリ・OECDに出向し、グリーンファイナンスを担当。帰国後、Green Finance Network Japanを発足・運営。22年1月から現職。東京大学法学部卒、ケンブリッジ大学法律学修士、ロンドン大学(インペリアル・カレッジ・ロンドン)経営学修士。