解説

消費行動の分析に基づくアプローチで新NISA口座の獲得を

カスタマージャーニーを把握し「ネット上で提供すべき情報」を検討せよ

ヴァリューズ データマーケティング局 マネジャー /横井 涼

ヴァリューズ データマーケティング局 アシスタントマネジャー /向井 優

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2024年1月の新NISAスタートも踏まえ、金融機関にとって顧客獲得に向けたマーケティング策の重要性はますます高まっている。そのカギとなるのが、消費行動の分析に基づくアプローチだ。地方銀行など対面チャネルを持つ金融機関の場合、消費者のカスタマージャーニーから「ネット上で提供すべき情報」を分析した上で、対面の相談機能などを生かして接点を持つことも考えられよう。

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よこい りょう
リクルートにてホットペッパーjpの立ち上げに関わり、延べ1,500件以上の広告を制作。その後プルデンシャル生命を経て、三菱UFJ銀行にて個人資産運用ビジネスに従事した後、ヴァリューズ入社。金融機関領域の担当マネジャーを務める。

むかい すぐる
京都大学大学院で中国哲学史を研究。現在は金融・通信・自動車・食品など、幅広い領域のマーケティング支援を担当。中国・東南アジアを中心にグローバルリサーチも実施。マーケティングに関するクライアントとの共同研究等も行う。