特集どうなる 日本の金融経済教育

海外の教育事例を踏まえた日本の在るべき姿

世界金融危機を背景に高まった教育の重要性とその対応

東洋大学 文学部 教授 /栗原 久

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「金融経済教育を推進する研究会・海外調査部会」(事務局=日本証券業協会金融・証券教育支援センター)では、海外7カ国における金融経済教育の実態調査を行い、2023年4月に報告書を発表した。本稿では、金融経済教育の基本理念や内容のフレームワーク、金融リテラシーの全国調査、教員養成や研修の在り方などに関わる海外実態調査の結果を紹介するとともに、諸外国での実践例がどのように日本の金融経済教育に示唆を与えるのかを説く。

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くりはら ひさし
84年筑波大学大学院教育研究科 修了、同年埼玉県立高等学校教諭となる。94年筑波大学附属高等学校教諭、02年信州大学教育学部准教授を経て、12年から現職。近著に『中学校公民の雑談ネタ40』(明治図書)。