新聞の盲点

TOB・大量保有報告制度、見直し議論の行く先は「視界不良」

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • 印刷

金融庁は6月5日、金融審議会「公開買付制度・大量保有報告制度等ワーキング・グループ(WG)」の初会合を開催した。検討の背景には、市場内取引での非友好的買収事例の増加など、資本市場を巡る急速な環境変化がある。欧州型規制への転換を求める声も上がるが、その場合は親子上場の在り方などを含めた大がかりな見直しが必要になる。果たして先行きが見通しづらい議論をまとめ、企業価値の向上につながるバランスの取れた見直しの方向性を示すことができるのか。

本記事をお読みいただくには
会員登録と購入が必要です。
月額会員の方はログインすると、
続きをお読みいただけます。

まだ登録されていないお客様

パスワードを忘れた方はこちら