特集インパクト投資の未来

地域での展開に向けて動き出すインパクト投資

金融庁「基本的指針」に基づく実務確立へ
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 ESG金融の隆盛とともに、国内外で存在感を示しつつあるインパクト投資。その特徴は、社会・環境課題の解決に向けた効果実現の「意図」を持ち、それを「測定」「管理」することだ。今月には金融庁が「インパクト投資等に関する検討会」の報告書を公表し、新たな「基本的指針」のパブリックコメントを開始。実務の確立に向けて、多様なステークホルダーが集う「対話の場(コンソーシアム)」の立ち上げも打ち出した。
 インパクト投資の市場は黎明期だが、地域におけるインパクト投資への期待も高まっている。足元ではポジティブ・インパクト・ファイナンスの取り組みも広がってきた。インパクトを生み出す新たな金融の在り方を追う。

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