特集ステーブルコインの船出

ステーブルコイン規制の概要と金融実務に与える影響

海外発行SCや銀行発行デジタルマネーの取り扱いに注目

片岡総合法律事務所 弁護士 /佐野 史明

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ステーブルコインを巡って資金決済法等が改正され、今年6月1日に施行された。実務上の注目点は、国内の既存デジタルマネーと新たな法制度との関係性や、海外発行ステーブルコインの国内での取り扱い可否についてだ。本稿では、改正法のうちステーブルコイン規制の主な内容と金融機関の実務に与える影響について触れたい。

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さの ふみあき
片岡総合法律事務所パートナー弁護士。12年弁護士登録。14年から2年間信託銀行に出向し、証券化取引、プロジェクトファイナンス等に従事。17年4月から3年間、金融庁総合政策局フィンテックモニタリング室等の課長補佐として、フィンテックを中心に貸金業者、前払式支払手段発行者、資金移動業者、暗号資産交換業者などの検査・監督業務のほか、銀行などのTLACや預金保険業務を担当。